2017年度の『esora冬期講習会2017』のパンフレットが公開となりました
冬期講習会は各専攻とも全11日間のコースです
各専攻ともに「合格ラインの確認」と「時間対応」がベースとなっております
受験に必要な理解を深めることを目標としておりますので、これから直前講習会へ突入する前の最後の確認ができる非常に重要な講習会となっております
これからデッサンを始められる高1・2生のみなさまには「基礎講習会」という短期で受講できるコースをご用意しております。こちらは連続して受講していただける場合は、基礎から応用まで学ぶことができる充実した内容となっておりますので、ぜひ複数のタームをご受講いただければと思います
当研究所の公式ウェブサイト(PC版)ではデジタルパンフレット(pdf)もご用意しております。ぜひご覧ください
パンフレットは近日中に岐阜県内、また、岐阜近郊の学校へお送りさせていただきますので、ご興味がございましたらぜひ美術担当教諭の皆様にお問い合わせいただければと思います
こんにちは
昨日とても素晴らしい体験をすることができました
なんと!!!!!!
あの「魔法の世紀」で有名な落合陽一さんの研究室にお邪魔してきました
以前研究室にクラウドファンディングで支援させていただいたので、そのリターンで研究室の見学をさせていただけることになったのです
上図/つくばエクスプレスで筑波大学のあるつくば駅まで
上図/落合さんの研究室
さて、落合さんがこれまで発表してきた作品の一部をご紹介したいと思います
落合さんは映像の世紀は終わって、これからは魔法の世紀になっていくとおっしゃっています
それは決して魔法が使えるようになるといったことではなく、現実とコンピュータの中の世界が区別できないようになっていくという意味であると思います
実際に落合さんの研究室では、コンピュータを使って、『知覚』の一歩手前の部分までを様々な角度から研究していらっしゃいました
まだ研究段階のものをいくつか体験させていただきましたが、とても不思議な体験ばかりで鳥肌ものでした
そして、間違いなく数年以内に大きく常識が変わる世界がやってくることを確信しました
美術の世界もこう行った科学との融合は必須になると思います
今後もこのような新たな分野の先駆けになっている世界を作っていらっしゃる方のお話を聞いたり、研究を拝見したりして、生徒の皆様に還元していけるようにしたいと思います
こんにちは
今日は先日よりお伝えしている佐賀で開催中のチームラボ展「かみさまがすまう森のアート展」レポートの最終回です。
これまでのレポートはこちら
▶︎チームラボ展「かみさまがすまう森のアート展」レポート④
さて、最後にご紹介するのは「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」です
森を歩いていると、ふと森の中に神秘的に流れ落ちる滝に出会います
まずは何も言わずこちらの映像をご覧ください
静かに流れ落ちる滝はおよそ5mくらいはあるでしょうか
頭ではプロジェクションマッピングによる作品であると認識していても、岩にあたり流れ落ちる滝を見ていると、そこには本物の滝が存在しているようです
それはもはや生物としての体感としては「自然」だという認識であると言えます
神秘的に流れ落ちる滝の中には、人類が認識しきれないほどの情報があり、その領域に達するとそれは「自然」と同等の存在であると認識し、「かみさま」を感じているのです
今回のチームラボの展示はそういう人間の知覚レベルに対する挑戦であり、可能性を探る試みであると思いました
チームラボは世界中で面白い試みをしています。また、興味深い展示等ありましたらレポートにまとめていきたいと思います!!
チームラボの展示「かみさまがすまう森のアート展」は10/29まで!!
以下にリンクを貼っておきますのでぜひご覧いただき足を運んでいただければと思います
佐賀で開催中のチームラボ展「かみさまがすまう森のアート展」に行ってきたのでそのレポートを書いています
今回は第4回。これまでのブログはこちら
前回は「書」をモチーフに五百羅漢とコラボレーションした作品「岩壁の空書 連続する生命 - 五百羅漢」をご紹介しました
今日は高台からの景色から始まります
歩く人々に反応して色が変化する森を通って高台を目指します
高台の登ると、色とりどりに変化する庭園が広がっています
写真では伝わりにくいですが、かなり高いところから景色を一望できます
気持ちいい!!
さて、歩いていくと次に登場してくるのは、こちらもメイン展示の一つ「増殖する生命の巨石」に遭遇
動画でもどうぞ
高さがおよそ5メートルほどある巨石に生まれては消えゆく花々
永き時を超えてそこにあり続ける巨石と儚く埋めれては消えゆく花々のコントラストが我々の人生への捉え方とリンクして響きます
さて、次回はいよいよ最終回。
お楽しみに〜!!
こんばんは
今晩も佐賀県武雄市にある「御船山楽園」という場所で開催中のチームラボの展示「かみさまがすまう森のアート展」に行ってきた時のレポートです
池での作品を見終えた後に庭園を歩いていると突如現れたインスタレーション
写真じゃ伝わらないかもしれませんが、四角い光が大きな異界への扉のような気がしてしまって、ここから先に何かただならぬもの気配を感じます。
少し歩いていくとそこにはあまりにも神秘的な世界が存在していました
この作品のタイトルは「岩壁の空書 連続する生命 - 五百羅漢」です
「空書」というのは「空間:」に書く「書」のことらしいのですが、岩壁に描かれる書の墨跡が、普段見かける書に含まれる美しさの要素をより力強く示している気がしました。
こんばんは
佐賀県武雄市にある「御船山楽園」という場所で開催中のチームラボの展示「かみさまがすまう森のアート展」に行ってきた時のレポートです。
今回はメイン展示の一つである「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」からスタートです
「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は御船山楽園内の池で行われている展示です。
真っ暗な池に泳ぐ数匹の鯉。
美しく見とれていると、そこに暗闇から一艘の舟が現れます。
戦場には笠をかぶった男性が一人。
しばらくゆっくりと池の上を進みます。
すると突然池の鯉たちがとてつもないスピードで進み始めます。
やがて彩りを纏い、自分の泳いだ進路に色とりどりのドローイングを始めます。
あっという間に美しい色彩が池を彩ります。
どんどんと描かれていくドローイングに見とれていると、ふとその時間が夢であったかのように池が元の景色に戻っていきます。
そして舟も再び動きはじめいつもの静かな池へと戻ります。
公式の動画があるのでこちらに載せておきますね。
さて、そのあともまだまだ展示は続きます。
その様子はまた次回。